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研究・試験施設の高規格化
上市までのスピードアップや検査試験項目・数の増大等、医薬品研究・試験施設には高効率化、高機能化が求められています。さらにそれに対応すべきレギュレーションの増大が昨今までの研究所のあり方を大きく変えようとしています。
鹿島は研究者の労働環境改善と試験効率・精度の向上に直結する、最新のレギュレーションやトレンドに対応した設備・施設の高規格化を提案します。
合成技術研究所のスタディ
- GLP(Good Laboratory Practice)/GCP(Good Clinical Practice)・AAALAC(Association for Assessment and Accreditation of Laboratory Animal Care)の動向調査
- 労働安全衛生法(有機則・特化則等)や封じ込めへの対応
- 消防法(有機溶媒・危険物等)に基づく安全対策
- 設備・施設のリニューアルによる最新のレギュレーションやトレンドに対応する高規格化へのアップデート
医薬品開発の領域拡大への対応
抗体医薬等バイオ医薬品や、再生医療といった新しい医薬品の登場で、医薬品研究・試験の領域はますます拡大しています。
鹿島は研究所のみではなく製薬・製剤におけるあらゆるフェイズの豊富な設計施工実績をベースに、皆様のニーズをかたちにするお手伝いをします。
- URS(User Requirement Specification)作成協力
- アイソレーション技術
- 除染技術
再生医療施設
- ヒト由来細胞培養施設の企画提案(GMO〈Genetically modified organism〉施設やGMP〈Good Manufacturing Practice〉/GCTP〈Good Gene, Cellular, and Tissue-based Products Manufacturing Practice〉/カルタヘナ法の対応等)
ワークプレイスとしての研究施設
研究・試験を‘人’の創造活動ととらえ、研究者の動線を解析・シミュレーションし、合理的な施設配置やオープンイノベーションにも対応した施設計画に反映します。設計段階からBIMを利用することによりシミュレーション結果を一目でわかるかたちで検証できます。
- IE(Industrial Engineering)手法による施設配置の検証
- FP(Facility Programming)手法による動線解析およびシミュレーション
- BIMの採用
- コミュニケーションの誘発
- セキュリティ計画
部署間近接度分析
BIMモデルによるシミュレーション
ナレッジストリートの提案
研究業務のスタイルや活動分析をもとに、集中して研究できる空間、そして、コミュニケーションを誘発・促進する空間をシミュレーションし、最適な空間を設計します。
周辺環境への配慮、環境負荷の低減
企画段階での環境アセスメントから施設の運用・解体まで、環境負荷の低減を考慮した提案を行います。
施設にとどまらず実験什器等の機器・メーカー選定や購入、維持管理までをお手伝いすることにより、ライフサイクル全体を視野に入れた提案が可能です。
- 環境配慮設計
- 磁気対策
- 微振動対策
- 省エネルギーシステム
- 用水・排水処理技術
- O&Mサービス
日除け兼用の太陽光パネル