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全社技術部門のもつ
エンジニアリングのノウハウを
事業化
鹿島はこれまで太陽光発電設備の設計・施工・維持管理の実績を積み重ねていましたが、2012年の再生可能エネルギー固定価格買い取り制度の開始を受けて、当社初の太陽光売電事業を実施しました。当社が保有する未利用リゾート資産の活用と、技術部門が持つエンジニアリングの知見・ノウハウの事業化。この二つが有機的に融合したものが「那須ちふり太陽光発電事業」です。
本事業の施工・運営の中では様々な取り組みも行いました。太陽光パネルのトレーサビリティ手法の考案、架台の新開発と実用新案登録、無線による太陽光パネル故障診断システムの開発と運営維持管理の効率化などです。また、他技術部門によるヒツジ除草実証研究の場としても利用しています。これらは顧客へのソリューション提供にも活かされ、建設工事や維持管理業務といった鹿島グループ全体の受注貢献にもつながっています。
このような多岐にわたる取り組みにより、更なるノウハウの蓄積や新たな付加価値づくりを進め、全社グループ一体となった新事業の創出を進めていきます。
場所
栃木県那須郡那須町
(那須ちふり湖カントリークラブ隣接地)
開発期間
2012年~2013年
事業内容
太陽光発電事業
開発面積
99,150m2
発電出力
1,990kW
年間発電量
約200万kWh(一般家庭550戸分)
発電中の太陽光パネル
ヒツジを使った除草実験