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社会貢献トピックス

2024年度も「まつだい棚田バンク」の活動に参加しました

  • 地域貢献

図版:鹿島社員が田植え、稲刈りに参加したまつだいの棚田

鹿島社員が田植え、稲刈りに参加したまつだいの棚田

鹿島は、担い手のいなくなった田んぼを借り受けて耕作する「まつだい棚田バンク※1」(新潟県十日町市松代)の企業オーナーとして2022年から、この活動を支援しています。この1年も田植え、稲刈りイベントへの参加や、収穫米を使った社員食堂イベントなど、さまざまな活動を通して、社員の認知度向上に取り組み、棚田保全への理解を深めました。

2024年度の棚田は、冬の少雪、春先の雨不足による水不足から始まり多くの田んぼが干ばつに見舞われましたが、溜池や川からポンプで水を吸い上げるなどの対策により無事田植えの時期を迎えました。5月25、26日に行われた田植えイベントには同バンクの会員を中心に2日間で182名が参加し、地元の農家の方々の手ほどきを受けながら、1日かけて手作業による田植えを体験しました。

図版:田植えの様子

田植えの様子

図版:お昼休みに地元のサッカーチームと一緒に体操

お昼休みに地元のサッカーチームと一緒に体操

9月28、29日には、暑い夏を乗り切り、黄金色の穂が実った棚田で稲刈りイベントが開催されました。2日間で232名が参加し、田植えと同様、地元の農家の方々にコツを教わりながら、稲を刈り、束ね、稲架掛け(はざがけ)まで行い、心地よい疲れと共に充実した収穫作業体験となりました。

図版:たくさんの稲穂を刈り取りました

たくさんの稲穂を刈り取りました

図版:稲架掛けの様子

稲架掛けの様子


この1年の棚田は、昨年度に続き雨不足に悩まされた耕作となりましたが、登熟期にしっかりと雨が降ったことから、品質のよい甘味の引き立つ美味しいコシヒカリが収穫できました。

図版:社員食堂で新米を味わう社員

社員食堂で新米を味わう社員

図版:社員食堂での棚田米抽選会

社員食堂での棚田米抽選会


東京・港区の鹿島本社ビル群の社員食堂では、12月4、5日の2日間、収穫した新米を味わう「棚田米イベント」を開催しました。各食堂で、新米とともに、厳選された食材やご当地メニューを用意し、社員に振る舞いました。食後には棚田米抽選会を実施し、ポスター掲示やチラシ配布など、棚田保全に関する情報発信を行いました。

今後も鹿島では、農林水産省の「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」のオフィシャルサポーター※2として、社業と社会貢献活動を通じ、棚田地域における持続可能な営農環境整備と棚田の魅力発信に貢献してまいります。

※1 まつだい棚田バンク公式ホームページ
https://www.echigo-tsumari.jp/support/tanada-bank/

※2 サステナビリティニュース 「『つなぐ棚田遺産』オフィシャルサポーターに認定」
https://www.kajima.co.jp/sustainability/sustainability_topics/2022.html#topics_2022_03

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