KAJIMA20250416 新執行役員のプロフィール4月1日付で選任された新執行役員に,就任にあたっての抱負を聞いた。執行役員 土木管理本部プロジェクト推進部統括部長執行役員営業本部副本部長執行役員土木管理本部土木工務部長,安全担当(土木)執行役員東北支店長田中啓之(たなかひろゆき)岸裕和(きしひろかず)奥本現(おくもとげん)横井隆幸(よこいたかゆき)1964年生まれ。1990年京都大学大学院工学研究科交通土木工学専攻修士課程修了,同年鹿島入社。2020年関西支店新名神田上枝工事事務所長,2023年同支店土木部長,2024年土木管理本部プロジェクト推進部統括部長。大阪府出身,60歳。【抱負】建設業を取り巻く社会情勢が大きく変わるなか,市場の変化への素早い対応と,受注競争力のさらなる強化が求められている。目標プロジェクトの確実な入手を目指して,これまで培ってきた現場運営や本支店での経験を活かし,土木部門受注においての舵取1963年生まれ。1987年成城大学経済学部経営学科卒業,同年鹿島入社。2006年関西支店営業部営業部長,2018年同支店営業部営業統括部長,2022年同支店次長(営業担当),2024年営業本部次長。福井県出身,61歳。【抱負】半導体・デジタル産業をはじめとする生産施設などの旺盛な建設需要,担い手不足や時間外労働時間の上限規制適用により不足する労働力の供給,想定を上回る急激な資材価格の高騰など,建設業を取り巻く環境は大きく変化し,柔軟な対応が求められている。1965年生まれ。1989年東京大学工学部土木工学科卒業,同年鹿島入社。2013年東京土木支店外環市川中JV工事事務所長,2019年土木管理本部土木工務部工事管理部長,2022年東京土木支店土木部長。広島県出身,59歳。【抱負】急速な建設市場の変容,技能者の減少,資材価格の高騰,時間外労働時間の上限規制適用など,建設業を取り巻く環境は依然として厳しく,ゼネコン各社は鎬を削っている。当社は現在,堅調な業績を維持しているが,決して驕ることなく,協力会社と構1966年生まれ。1991年名古屋大学工学部建築学科卒業,同年鹿島入社。2001年名古屋支店桜小学校JV工事事務所長,2015年東京建築支店竹芝地区開発計画業務棟新築工事事務所長,2021年カジマ・オーバーシーズ・アジア工事管理部長,2023年建築管理本部建築工務部長。愛知県出身,58歳。【抱負】現場業務の省力化を目指し,従来当たり前とされてきた慣習を見直すことで,業務の属人化からの脱却を図り,支店運営の抜本的改革を実施する。東北における当社の役割を意識し,社業のみならずり役を担う所存である。顧客のニーズの本質を捉え,それに応える的確かつ柔軟な対応を常に心掛け,すべてのステークホルダーに信頼される組織を目指して,持続可能な成長を実現していく。【寸評】優れた傾聴力と実行力を併せ持ち,ともに働く仲間に安心感を与えてくれる頼もしい存在。橋梁や都市土木など,数々の大規模現場で培われた高い技術力と,チームを同じ方向へ導く統率力を兼ね備える。趣味はゴルフ,旅行,土木遺産巡り。信条は「念ずれば花開く」。このような状況下だからこそ,これまで以上に細やかな気配りとともに,顧客の課題解決に尽力する丁寧な営業を実践し,社業発展に貢献すべく全力を尽くす所存である。【寸評】営業一筋38年。顧客からの信頼は厚く,幅広い人脈を有する。何事にも動じない屈強な行動力で,強豪ひしめく関西において,数々の難プロジェクトを成就させてきた。相手の懐に違和感なく入り込む術は天性であり,強力な武器である。趣味はゴルフ,野球観戦(虎キチ)。信条は「虚心坦懐に聞く」。築する強固なパートナーシップのもと,より優れた競争力と柔軟性を兼ね備えた強い土木事業を目指し,ひいては当社が業界の雄であり続けるために全力を尽くす所存である。【寸評】「あくまでも謙虚に,自分を律して,真摯に立ち振る舞う」。その根底にある理念と卓絶したスピーチ力,情に厚く温かい人柄に皆が引き込まれ,国内外の大現場で培った統率力と指導力でプロジェクトを成功に導いてきた。趣味はゴルフ,スポーツ観戦(特に野球,ボクシング)。信条は「熟慮断行」。地域の発展に全力を尽くし,建設会社として社会的責務を全うする所存である。東北支店は大規模災害を経験し,地域の復旧・復興と向き合ってきた。皆が一丸となって,建設業界が直面する様々な課題に取り組み,「全ては現場のために」を実践していく。【寸評】現場所長としての豊富な経験に裏付けられた幅広い知見と人脈,さらに海外赴任で培ったグローバルな判断力を活かし,如何なる難題にも前向きかつ妥協なく立ち向かう。趣味は旅行,スポーツ観戦,競馬。信条は「現場第一主義」。

17KAJIMA202504 執行役員カジマ・オーバーシーズ・アジア社長澤宏明(さわひろあき)1967年生まれ。1990年京都大学工学部建築学科卒業,同年鹿島入社。2015年シンガポール国立伝染病センター工事事務所長,2018年海外事業本部建設部長,2023年カジマ・オーバーシーズ・アジア社長。大阪府出身,57歳。【抱負】海外事業は今や鹿島グループの中核事業として成長し,他社との差別化を図る上での強みとなっている。なかでも東南アジアにおける建設市場の成長余力は非常に大きい。当社の提案力・設計施工力・エンジニアリング力を結集した総合力や,長年にわたり育成してきた多様な人材を基盤とした組織力を活かして,鹿島グループの企業価値を一層高め,各地域に根付いた建築事業のさらなる強化に貢献すべく,全力を尽くす所存である。【寸評】多国籍な人材が集まるシンガポールで,数々の大規模現場を成功に導いてきた。温和で気さくな親しみやすさと,幅広い意見に深く耳を傾ける姿勢で,周囲に「一緒に働きたい」と思わせる人柄。社内外,国籍問わず厚い信頼と人望を得る。趣味はゴルフ,愛犬との散歩・トレーニング。信条は「志高腰低」。昇任執行役員2025年4月1日付専務執行役員茅野毅関西支店長専務執行役員吉岡伸明東京建築支店長常務執行役員高林宏隆経営企画部長,グループ事業推進部管掌常務執行役員尾崎美伸四国支店長常務執行役員常岡次郎中国支店長常務執行役員野村祥一関東支店長専務執行役員松嶋潤(常任顧問に就任予定)専務執行役員勝治博(常任顧問に就任予定)常務執行役員田名網雅人(顧問,イリア会長に就任予定)常務執行役員小土井満治(顧問,鹿島道路社長に就任予定)常務執行役員坂田昇(顧問に就任予定)執行役員伊藤樹(顧問,鹿島建物総合管理常務執行役員に就任予定)執行役員村上泰雄(顧問,鹿島道路常務執行役員管理本部長に就任予定)退任執行役員2025年3月31日付